上田プラスチックのロゴマーク。ただ単に、「Ueda」の“U”と「Plastic」の“P”、“Co., Ltd.”を組み合わせただけではありません。意図したのは「UP」です。「UP」の意味は、「上がる・増える・良くなる」。とてもポジティブな言葉です。私たちは、文字通り常にアップすることを目指して前向きに進んできました。その道しるべとしたのが経営理念です。
- 仕事を通じて社会のためになろう
- 品質と納期を守って顧客に信頼される企業になろう
- 価格競争に負けない技術を持とう
- 企業の維持発展を計りお互いの生活の向上を期そう
他社の理念に比べるとすこし具体的だと感じるかもしれませが、どうすれば従業員に浸透するのかと考えた末での文言です。ただ、わかりやすくしたところで、行動に結びつくかどうかは疑問。スローガンをつくって理念を行動に移すことを促すようにしました。
それが「変化→挑戦⤴ステップアップ」というスローガンです。
「変化→挑戦⤴ステップアップ」で、一歩ずつ着実に高みに登ります。
変化
人はおおむね変化することが苦手です。新しいことにチャレンジして失敗するリスクを恐れるあまり現状維持に甘んじる。いまのままが楽だからなのでしょう。では、変化することが得意な人は、どんなことをするのか? 多くは、変化に挑戦した後に自分が成し遂げた姿を明確に思い浮かべます。「やったぞ~!」というリアルな絵を頭の中に描くことができているのです。プラスチック業界に限らず、世の中は刻一刻と移り変わっています。私たちも、臨機応変に変化することが必要です。変化は「ドキドキ」する怖いものではありません。ポジティブに考えれば、楽しい「ワクワク」になるのです。
挑戦
変化は新しいことに挑戦すること。ただ、挑戦した先に待っているのは成功ばかりではありません。エジソンは電球を発明するまでに1万回 失敗しましたが、彼はそれを失敗とは言わなかった。「失敗ではない。うまくいかない方法を1万通り発見しただけだ」。失敗はギブアップした時点で失敗になりますが、諦めず挑戦し続けているうちは失敗ではありません。私たちが「挑戦」と一対だと考える言葉が「諦めない」です。失敗を恐れないで果敢にチャレンジする。そして、壁が立ちはだかっても決して諦めない。課題を克服する方法は何万通りもあるのですから。
ステップアップ
私たちは急速なレベルアップを望んでいるわけではありません。一歩ずつ着実に進んで行けばいいのです。ステップ バイ ステップ。一段一段上がっていけば、徐々に高みに登ることができます。私たちが考える「変化→挑戦⤴ステップアップ」のサイクルはつながっているのです。ステップアップしたら、もう少し上のステージで「変化→挑戦⤴ステップアップ」をやる。この繰り返しが人を進歩させ、経営理念にある、「期限を守って顧客に信頼される」「価格競争に負けない技術を持つ」「社会のためになる」「お互いの生活の向上ができる」企業になれると信じます。